ジュース断食で、健康ダイエットはいかが?

人類200万年の歴史で、現代ほど飽食の時代はないと言われています。

世の中には美味しい食べ物があふれ、ついつい食べ過ぎてしまい、おまけに運動不足と重なり、気が付けば太り過ぎで、様々な成人病予備軍となりがちです。

カロリーや栄養のバランスが取れた規則正しい食生活が健康の基本だということは頭では分かっていても、実際には、ストレスに悩まされて、過食症になったり、逆に拒食症になったり・・・

また様々なダイエットを試してみても、結局長続きしないでリバウンドしてしまったりと、現代人の食生活は乱れがちです。

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■現代人にとって、「食べ過ぎ」は「飢え」よりも罪深い!?

思えば、私たちの先祖はこれまで、氷河期・大雪・日照り・飢餓・戦争などで様々な飢えの時を経験してきました。

ですから、私たちの体は、「飢え」に対しての生命維持能力は自然と備わってきていますが、逆に過食に対する処理能力には欠けており、それによってガンや糖尿病・アトピーといった病気に悩まされるようになってしまったのです。

皆さんも日常生活で、思い当たりませんか?

食欲が満たされてお腹がいっぱいになると、「さあ、これから頑張って仕事(勉強)しよう!」という意欲よりも、「ちょっと食休みしよう」と、ごろっと横になってうとうとしてしまう・・・といった自然の生理的欲求についつい押されてしまいがちです。

人間、満腹よりも少しぐらい空腹状態の方が、頭も冴え、体も軽くなって、調子が良いことを実感できて、仕事や勉強の能率が最も良くなると言われています。

そこで、一度お腹を空っぽのままにしてみませんか。食物の過剰摂取で排泄が追いつかない体の状態をリセットするのです。

昨今、静かなブームを呼んでいるのが、プチ断食です。

断食をすることにより、食べ過ぎて処理しきれずに残っている老廃物を排泄して、自然治癒力を増進させることができます。

断食というと、何も飲まず食わずの苦行を連想する人がいるかも知れませんが、イスラムラマダンとは異なり、完全な「飲まず食わず」ではありません。

ひと言で「断食」といっても様々なスタイルがありますが、ここでは、水分はもちろん、一日に必要なカロリーを「ジュース」によって摂取する「ジュース断食」をおすすめしたいと思います。

■断食のイメージを大きく変えた!「ジュース断食」

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この「ジュース断食」は、空腹感や虚脱感などの感覚をほとんど感じることなく、 体内に溜まっていた老廃物や毒素の排泄を促進し、消化器官の休息などを無理なく行うことができるのです

安心で効果の高いジュース断食は、高いデトックス効果で人間本来が持つ免疫力を高めます。そして、その結果、美容と健康にも良いダイエット効果も期待できるのです。

一般的な「ジュース断食プログラム」では、2~3日から7~9日の間、毎日1回3杯の「人参りんごジュース(人参とりんごのブレンド)」を朝昼晩に飲むのが基本です。人参ジュースで必要なビタミンとミネラルを補給できるので、無理なく断食ができます。

もちろん、ニンジンやリンゴは無農薬のものを使用します。

さらに加えて、塩分補給のための梅干や低血糖を防ぐための黒糖、体を温める生姜湯などもお好みで摂ることができます。

ジュース断食は、ビタミンや栄養を十分摂取できるため、断食に慣れていない人にとっては、単に水を飲むだけの断食よりも健康的で、しかも体重を落としやすくするための理想的な方法と言えるでしょう。

ただ、ジュース断食を始める前には、念のため必ず医師に相談しましょう。

インターネットで「ジュース断食」で検索すると、いろいろなプログラムが紹介されています。

中でも代表的なのが、有名人も数多く参加されてきた、ジュース断食のパイオニアとも言われる石原結實ドクターが、伊豆の保養所で実施している断食コースです。

興味を持たれたら、参考までにいろいろなサイトをご覧になられてはいかがでしょう。